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放射線科の紹介


特 徴

 当院の放射線科の歴史は比較的浅く、放射線科常勤医師が初めて赴任したのは平成17年4月です。放射線科の業務は様々な放射線機器を使った画像診断と画像診断機器を用いた治療技術(インターベンショナルラジオロジー:IVR)です。画像診断は従来からのX線診断のほか、コンピュータ断層診断(CTおよびMRI)、超音波診断、核医学診断などからなり、当院の画像センターで撮影された画像はすべてが画像サーバーに保管され、放射線科専門医がコンピュータのモニター上で診断し、院内の各診療科に診断結果を迅速に報告しています。
 また、IVRは針やカテーテルと呼ばれる細い管を使用し画像誘導下に行う経皮的治療行為で、手術に比べ入院期間が短く患者さまのご負担が少ない治療法です。近年の画像診断のめざましい発達とIVRに用いられる器具の進歩により、この分野は急速に普及しつつありますが、特にがん診療においては外科治療、化学療法、放射線療法とともに中心的な役割を期待されるに至っています。当院ではIVR施行に最適なIVR-CTシステムをいち早く導入し、安全かつ正確な治療に努めています。
 当科では最新の画像診断機器による迅速かつ正確な画像診断を心がけるとともに、画像診断およびIVRを通じて、地域医療に密着した患者さま中心の医療を提供していきたいと考えております。進行・再発がん治療においては、全身化学療法のほか局所治療であるIVRを駆使することにより、効果の増強や生活の質(QOL)の向上を図ることができ、患者さまの状態に合わせた、がん治療を行っています。また、診断時から積極的に緩和ケアを取り入れ、全人的な苦痛の軽減に努めており、診断から治療まで総合がん診療科的な役割も担っています。昨年10月からは緩和ケア外来を開設し、院内緩和ケアチームの窓口となり緩和ケア全般のコンサルテーションを行っています。
平成28年8月27日に当科主催でRFA・凍結療法研究会を米子市にて開催させていただきました。




主な取扱い疾患

 全身の画像診断(CT、MRI、RI)のほか、頭蓋内および心臓を除く全身のIVR、消化器がんの全身化学療法、緩和ケアを行っています。IVRの内容は腫瘍血管の塞栓術や抗癌剤の動脈内注入、中心静脈ポートの埋め込み、腫瘍に対するラジオ波を用いた凝固療法、狭窄した管腔臓器の拡張術、画像誘導下の生検などがありますが、がんに対して有効な治療法のみならず、がんによって引き起こされた様々な症状を緩和し、がん患者さまのQOLを高めるいわば積極的緩和ケアも含んでいます。



診療実績

  • 放射線科診断実績
    検 査 H23年度
    (2011)
    H24年度
    (2012)
    H25年度
    (2013)
    H26年度
    (2014)
    H27年度(2015)
    CT 3,730 5,868 6,591 6,187 5,975 
    MRI 1,134 1,655 2,021 2,441 2,301 
    RI 595 682 739 774 834 
    超音波 49 73 56 48 40 
    血管造影 487 505 562 608 664 
    合  計 5,995 8,783 9,969 10,058 9,814
  • 放射線科治療実績
    処 置 H23年度
    (2011)
    H24年度
    (2012)
    H25年度
    (2013)
    H26年度
    (2014)
     H27年度
    (2015) 
    動脈塞栓術 117 92 129 114  98
    ドレナージ 41 64 66 93  72
    ステント留置 18 22 26 17  12
    リザーバー留置 82 94 102 133  135
    血管拡張術 62 66 59 104  85
    ラジオ波凝固療法 20 20 17 37  18
    針生検 6 18 13 12  13
    画像下CVC挿入 12 30 79 109  145
    合  計 358 406 491 619 578


学会施設認定

  1. 日本医学放射線学会専門医修練機関(診断、IVR、核医学)
  2. 日本IVR学会専門医修練施設
  3. 日本緩和医療学会認定研修施設

診療日

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
井隼孝司 井隼孝司
(緩和ケア)
井隼孝司 井隼孝司 井隼孝司


スタッフ紹介

放射線科部長
鳥大付属病院連携診療教授
 井隼 孝司  詳細  
放射線科副部長
山本 修一
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