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脳神経内科の紹介

特 徴

臨床神経学を中心に脳・脊髄・末梢神経・筋肉の病気を診療いたします

 当院では1982年4月に神経内科として設立され、現在、常勤医3人体制で診療にあたっています。2021年4月に脳神経内科に名称が変更されました。
 設立当初から入院の大多数は脳卒中の患者さんであり、その傾向は現在まで続いています。近年、脳卒中発症数時間以内の治療如何により生命・機能予後が左右されることが明らかとなってきました。当科においても脳神経外科と連携し、脳梗塞発症後早期の血栓溶解療法や血栓回収術などの血管内治療を積極的に行い、良好な成績を収めてきております。また入院後は急性期から積極的にリハビリテーションを行い、回復期病院との連携を行いながら、患者さんそれぞれのニーズにあった地域包括ケアを行っております。
 脳神経内科では、臨床神経学を中心に神経疾患全般の診療にあたっています。特に専門外来は設けておりませんが、脳血管障害をはじめ、認知症やパーキンソン病、頭痛、てんかん、その他の脳神経内科疾患について、地域連携医療機関から幅広く紹介を受けております。

主な取扱い疾患

  • 頭痛
  • てんかん
  • 髄膜炎・脳炎
  • 多発性硬化症
  • 重症筋無力症
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 脳血管障害(脳梗塞、一過性脳虚血発作など)
  • 末梢神経障害(ギランバレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎など)
  • パーキンソン症候群(パーキンソン病、正常圧水頭症、進行性核上性麻痺など)
  • 認知症(アルツハイマー型認知症、レヴィ小体型認知症、脳血管性認知症など)
ジストニア、片側顔面けいれんに対するボトックス治療も行っております。神経難病患者の在宅療養等もサポートしています。

診療実績

常勤医3人体制で、平均在院日数は24.3日です。一日平均外来患者数は、22.1人。紹介率110.3%、逆紹介率154.7%となっています
疾 患 名 H29年度
(2017)
H30年度
(2018)
R01年度
(2019)
R02年度
(2020)
R03年度
(2021)
脳血管障害
(脳梗塞、一過性脳
虚血発作脳出血、
硬膜下血腫等)
252 230 252 256 226
パーキンソン
病・パーキンソン症候群
(進行性核上性麻痺、
大脳皮質基底核変性症)
7 6 6 8 9
てんかん 7 7 17 18 18
末梢神経障害
(ギランバレー症候群、
慢性炎症性脱髄性多発根
神経炎、シャルコーマリ
ートュース病等)
4 5 8 8 8
筋萎縮性側索硬化症
多系統萎縮症 1 2 3 0 0
髄膜炎・脳炎 4 12 16 4 8
認知症
(アルツハイマー型、
レビー小体型、
脳血管性等)
2 1 2 1 0
多発性硬化症 1 1 1 1 4
サルコイドーシス
片頭痛 1 3 3 4 1
筋疾患 0 0 3 1 4
その他 37 54 37 28 32
合  計 316 321 348 329 310
脳梗塞超急性期の治療においては、血栓溶解療法、脳血管内治療などの選択肢があり、脳神経外科との連携が不可欠です。また速やかなリハビリテーションの開始が機能予後を大きく左右するため、リハビリテーション科との連携も必須となります。このように多部門にわたる医療連携が重要であり、医療の役割分担を充実させるため、地域との連携をより一層進めたいと考えています。
 高齢化社会に突入した現在、地域支援病院として脳卒中を中心に診療連携を強化し、地域医療の一端を今後も担っていきたいと思います。

学会施設認定

  1. 日本神経学会(準教育施設)
  2. 日本老年医学会(老年病専門研修プログラム基幹病院)

診療日

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
1A
(1階)
楠見公義 楠見公義 楠見公義 岡田直也 楠見公義
中下聡子 岡田直也 中下聡子 中下聡子 岡田直也

スタッフ紹介

脳神経内科部長
楠見 公義
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第二脳神経内科部長
中下 聡子
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脳神経内科医師
岡田 直也
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