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山陰労災病院長
萩野 浩

2026年度の始まりにあたり、地域の皆さまへのご挨拶

 2025年8月、新病院のグランドオープンを迎えました。新しい施設と広い駐車場が整い、これまで以上に安心して受診いただける環境が実現したことを、大変心強く感じています。地域の皆さまが「ここに来れば大丈夫」と思っていただける病院であり続けること――それが私たちの揺るぎない目標です。

 2025年度は、団塊の世代がすべて75歳以上となる「2025年問題」の節目でした。当院は年間約3,500件の救急車を受け入れ、24時間体制の検査や応援待機を維持しながら、地域のクリニックや介護施設と連携し、地域医療を支える役割を果たしてきました。
 高齢化が進む鳥取県西部圏域では、医療ニーズが確実に変化しています。増加が見込まれる高齢者救急に対し、迅速かつ丁寧に対応することは、地域の皆さまの暮らしを守るうえで欠かせません。私たちはその責任をしっかりと受け止め、これからも必要な医療を確実に届けてまいります。

 当院は救急医療に加え、周産期医療も大きな特徴の一つです。年間300件を超える出産に対応し、小児輪番診療にも参加することで、地域で子どもを育てるご家族をしっかりと支えています。妊娠・出産・育児という人生の大切な時期に寄り添い、安心して新しい命を迎えられる環境を提供することは、地域医療を担う病院としての重要な責務と考えております。
 また、労災病院として働く方々の健康を守り、治療と仕事の両立を支援することも重要な使命です。地域で暮らす方々が、年齢や職業にかかわらず、安心して生活を続けられるように――その思いを胸に、私たちは日々の医療に取り組んでいます。

 当院の理念である「信頼される、優しい、安全な医療の実践」は、私自身が医師として、そして院長として大切にしてきた姿勢そのものです。患者さん一人ひとりの不安に寄り添い、地域の皆さまの生活を支える医療を提供するために、職員一同、これからも力を尽くしてまいります。

 今後とも、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2026年4月

202604院長挨拶

院長略歴

役職

院長

学歴・職歴

鳥取大学 昭和57年3月卒業

鳥取大学整形外科入局
米国クレイトン大学骨粗鬆症センター留学(平成3年)
鳥取大学リハビリテーション部准教授(平成14年)
鳥取大学医学部保健学科教授(平成20年)
鳥取大学名誉教授(令和5年)
山陰労災病院 副院長(令和5年)
山陰労災病院 病院長(令和6年)

主な学会所属と資格

  1. 日本整形外科学会(専門医・指導医)
  2. 日本骨粗鬆症学会(理事長)
  3. 日本転倒予防学会(代表理事)
  4. 日本リウマチ学会(専門医・指導医)
  5. 日本脆弱性骨折ネットワーク(理事)
  6. 日本リハビリテーション医学会(専門医・指導医)