骨粗鬆症ロコモ健診(女性限定)

背骨と大腿骨の骨折は寝たきりの大きな原因です

  • 50歳の女性が生涯に背骨の骨折を生じる頻度は3人に1人、大腿骨近位部骨折(太ももの付け根)を生じる頻度は4人に1人です。
  • 大腿骨骨折を生じると寝たきりになる可能性が高いのです。

骨粗鬆症
 
背骨と大腿骨の骨密度検査ができる施設は限られています

  • 骨の強さ(骨折のしにくさ)の70%は、骨密度(骨のカルシウムの量)で決まると言われています。
  • 女性の骨密度は、閉経前後が最も急速に低下します。
  • 骨密度検査は、最も怖い背骨と大腿骨で行うことが重要です。

転倒しやすさも、将来の骨折予防に大切です

  • 転倒しやすい状況にあることを、ロコモティブシンドローム(通称ロコモ:運動器症候群)といいます。
  • 加齢と共に、特に50歳以降、筋力は弱まってきます。
  • あなたは転倒した経験はありますか。
  • 転倒を防止すれば、骨折する危険性は低下します。
  • 院の健診では、骨粗鬆症に加えて、筋力な評価などのロコモティブシンドロームのチエックも行います。

こんな方にお勧めです

  • 体組成計装置女性がいつまでも輝いて生きていくために
  • 骨粗鬆症が心配
  • 要介護状態になるのを防いで、活き活きと老後を過ごしたい
  • 膝や腰に不安がある
  • 肥満がある、ダイエットの経験がある

骨粗鬆症+ロコモ健診内容

  • 身長・体重(若い頃の身長との比較が重要)
  • 握力
  • バランス能力の評価(転倒しにくさの指標)
  • 今後10年後の骨折の危険性
  • 背骨と骨折と変形の有無(背骨のX線撮影)
  • 骨密度DXA法(背骨と大腿骨で評価)
  • 全身筋肉量・脂肪量の測定:体組成計による測定 

InBodyとは

体成分分析装置のことで、体重のほかに、体脂肪率や、体の部位別の筋肉量などを詳細(タンパク質量、ミネラル量、基礎代謝量、内臓脂肪レベル、SMI(骨格筋指数)、BMI、体制成分履歴、インピーダンス)に知ることができる機械です。
 
 【骨密度測定】
【骨密度測定】

腰椎
【腰椎】

大腿骨
【大腿骨】

結果説明

  1. 骨粗鬆症マネージャーまたは看護師が対応・説明を行います。
  2. 当日の医師の診察はありません。
  3. 後日専門医師が総合評価を行い、結果を郵送します。

検診概要

  1. 実施日:毎週(火曜日・木曜日)
  2. 時間:14時から1名、15時から1名
  3. 所要時間:60分程度
  4. 健診費用:\8,800円(税込)

 お申し込み方法

※電話による予約(予約時間:平日14時~16時)
電話:0859-33-8256(直通):健診係

※注意事項

  • 運動に適した服装と靴でお越しください。
  • 腰や大腿骨の手術で、金属が入っている方は、その部位の骨密度測定ができないためお申し出ください。