腎臓から、その人を診る 

特徴

 当院の腎臓内科は、内科的腎疾患の診断・治療、慢性腎不全の管理、末期腎不全の透析導入・維持透析管理を行っています。また、日本腎臓学会および日本透析医学会の認定教育施設として、専攻医の育成にも力を入れています。

 慢性腎臓病(CKD)の概念が普及したことに伴い、2019年から鳥取県西部地区においてもCKD医療連携パスが策定され、かかりつけ医と専門医の2人主治医制が一般的になってきました。当科では、ご紹介いただいた患者さまに対して、必要に応じて腎生検(約30名/年、2泊3日の検査入院)を行って原疾患を診断し、各種免疫抑制療法、扁桃摘出術+ステロイドパルス療法(IgA腎症)、トルバプタン療法(多発性嚢胞腎)など、最新のエビデンスに基づいた治療を行っています。腎不全が進行している場合でも、多職種による療養支援や教育入院を通して、腎機能保持に向けた治療を提供しています。

 末期腎不全に関しては、当院腎センターには22台の血液透析ベッドがあり、血液透析約60名・腹膜透析約20名の維持透析管理を行っているとともに、年間約40名の新規透析導入や100名以上の他院維持透析患者さまの合併症治療に対応しています。年間約70例の動静脈内シャント造設術や腹膜透析用カテーテル留置術も当科で行っています。腎移植を希望される患者さまには、鳥取大学医学部附属病院などに迅速にご紹介しています。

取り扱っている主要な疾患

  1. 内科的腎疾患: 腎炎、ネフローゼ症候群 など
  2. 慢性腎臓病(糖尿病性腎症、腎硬化症 など)
  3. 遺伝性腎疾患: 多発性嚢胞腎 など
  4. 腎臓救急: 急性腎不全、電解質異常 など
  5. 末期腎不全(腎代替療法: 血液透析、腹膜透析)

学会の施設認定

  • 日本腎臓学会 認定教育施設
  • 日本透析医学会 教育関連施設 (認定施設 鳥取大学医学部附属病院)