病理診断科
組織・細胞レベルで安全な医療をサポート
特徴
標榜科として開設された2012年9月以来、4万5千件以上の細胞・組織診断をしてきました。
患者さんの細胞や組織から作られた標本を顕微鏡で観察して診断します。
検体の種類により細胞診断、組織診断、術中迅速診断、病理解剖に分類されます。
- 胞診断
喀痰・尿・胆汁などの体液、気管支・子宮の粘膜擦過、甲状腺・乳腺などの穿刺吸引された標本から悪性の有無や病変の推定をします。
採取時の苦痛が比較的少なく、短期間で結果が分かるためスクリーニング目的で行われることが多いです。 - 組織診断:採取法や目的によって3つに分類されます。
- 生検標本:胃カメラやCTを用いて病変の一部を採取して悪性の有無や病変の質的(炎症、感染症など)な診断をします。
- 外科標本:摘出した組織から腫瘍や病変の範囲およびリンパ節への転移の有無を調べて病期(ステージ)の評価をします。
- コンパニオン診断:悪性腫瘍に使える分子標的薬(がんの増殖を制御する薬)を選択するために、免疫染色や遺伝子変異についての情報を主治医や施設に提供します。
- 術中迅速診断
患者さんの手術中に提出された細胞や組織から、悪性細胞の有無を確認します。診断結果から手術方法が変更となることがあります。 - 病理解剖
亡くなられた患者さんのご家族の承諾が得られたら、死因だけでなくより詳細な診断、治療効果の有無のほかに合併症や偶発病変なども調べます。
学会の施設認定
- 日本病理学会研修登録施設(6034号) 日本臨床細胞学会施設認定(0939号)