腎センター長(兼) 山本 直 (腎臓内科部長)
腎センター看護師長 笹野 智子

特徴

腎臓病と生きるあなたに、地域の医療機関として寄り添います。

 血液透析ベッド22床を備えた当院腎センターは、「断らない医療」をモットーに、常勤医3名、看護師12名、および臨床工学室より派遣された臨床工学技士2~3名により、約60名の血液透析患者様と約20名の腹膜透析患者様の維持透析管理を行っています。また、年間約40名の新規透析導入と、年間100名以上の他院維持透析患者様の合併症治療の受け入れも行っています(シャントトラブル、感染症、心不全、脳卒中、骨折など)。

 当センターでは、看護師がフットケアや腎臓リハビリテーションに積極的に取り組んでいます。フットケアは、透析患者様に多く見られる足のトラブルを予防・改善し、歩行能力やQOLを高めることを目的としています。腎臓リハビリテーションは、運動療法や食事療法などを通じて、患者様の身体機能や心理的な健康を維持・向上させることを目指しています。

 地域活動としては、近隣の透析施設や介護施設などを対象とした学習会を定期的に開催しています。また、日本腎臓財団が主催する透析療法従事職員研修において、鳥取県で唯一の実習施設である当センターは実習生を受け入れています。

 毎年3月には、全国的に開催される慢性腎臓病の啓発活動の一環として、「世界腎臓デーin山陰労災病院」と題したイベントを行っています。このイベントでは、一般市民や通院中の患者様を対象に、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士による動画上映や、病院スタッフによる健康相談などのキャンペーン活動を実施しています。

 以上のように、地域の腎センター施設として、保存期から維持期までの幅広い腎疾患患者様のケアができるよう、スタッフ一同日々努力しています。